どんな状態になっている屋根材は危険?落下してしまう屋根材の特徴とは?
- 2025.02.20
屋根材が劣化していると、落下の危険性が高くなります。
落下してしまう可能性がある屋根材の特徴をいくつか紹介します。
・ひび割れや欠けがある
屋根材にひび割れや欠けが見られる場合は特に危険です。
ひび割れや欠けは陶器製やコンクリート製の瓦で発生しがちです。
欠けた部分からさらに劣化が進むことが多く、最終的には屋根材が落下する可能性が高くなります。
・水分を含んで膨張している
屋根材は本来、防水性を兼ね備えた素材ですが、劣化と共にそういった撥水性が劣ってきます。
そうなると水分を吸収して膨張することがあります。特に木材やスレート(薄板状の屋根材)は水分を含みやすい素材です。
膨張した屋根材は、固定具や接着剤の強度を弱め、結果的に屋根材がずれたり、剥がれたりする原因になります。
・固定具の劣化
屋根材は通常、釘やボルト、接着剤などで固定されていますが、これらの固定具が劣化していると、屋根材がしっかりと固定されません。
特に、金属製の屋根材やシングル材などは、固定具の錆びや劣化が進むと、風や雨で屋根材が外れるリスクが高まります。
これらの状態を放置すると、強風や地震などの自然災害時に屋根材が落下して事故や被害を引き起こす可能性があります。
定期的な点検と早期の修理を行いましょう。